川越の矯正歯科では、歯列矯正を行う上で、抜歯をするケースが少なくありません。
おそらく、既に川越の矯正歯科などで歯列矯正を受けたことがある方は、小臼歯などを抜歯した経験があることでしょう。
でも、一般人からしたら、歯並びを良くするのに、どうして健康な歯を抜かなければならないの?といった疑問が生まれますよね。
そこで今回は、矯正治療では、どうして抜歯をする必要があるのか、という点について詳しく解説したいと思います。
▽日本人は顎が小さいので歯並びが悪くなりやすい
まず始めに、日本人はどうして歯並びが悪くなりやすいかご存知ですか?
それは、顎の大きさが関係しています。
川越の矯正歯科に来院される方もそうですが、歯並びの悪さに悩んでいる人は、顎自体が小さいことが多いのです。
私たちの顎から生えてくる歯の本数というのは、みんな同じです。
永久歯28本と、親知らずが4本で、最大で32本の歯が生えてきます。
この本数は、人種に関わらず同じです。
さて、同じ本数だけ歯が生えてくるのに、顎の骨が小さかったらどうなってしまうでしょうか?
キレイに収まりきらずに、はみ出したり、傾いたりしてしまいそうですよね。
実際に、そうした理由から生じるのが八重歯であったり、出っ歯なのです。
ですので、川越の矯正歯科で歯列矯正を受ける患者さんは、そうした理由から歯列不正を抱えている方が沢山いらっしゃいます。
▽抜歯をすることで必要なスペースを確保する!
顎の骨が小さいということを、手術などで改善することは難しいです。
そうなると、歯の本数を減らすくらいしか、スペースを確保する方法が見当たらないかと思います。
そこで行われるのが、小臼歯などの抜歯です。
抜かれるのは健康な歯ではありますが、それを抜歯することによって、全体の歯並びを改善することができるのです。
ですから、ある意味で必要不可欠な処置であると言えます。
▽歯列矯正は単に見た目を良くするだけではない!
川越の矯正歯科でもそうですが、健康な歯を抜歯するのに抵抗がある患者さんは、歯列矯正が見た目を向上させるためだけに行われるものである、という先入観が強かったりします。
確かに、審美性を向上させるためだけに健康な歯を抜くことには、抵抗感がありますよね。
けれども実際は、そんなことはありません。
歯並びの悪さを矯正すると、歯を磨きやすくなるため、虫歯や歯周病にかかる可能性が低下します。
また、噛み合わせも良くなるため、咀嚼運動を効率的に行うことができるようになるのです。
これは、お口の中全体の健康に貢献してくれるため、非常に有意義であると言えるのです。
そうしたことがわかると、川越の矯正歯科にいらっしゃった方も、納得して、抜歯処置を受けて下さるようになります。