矯正治療というのは、スポーツを行っている人にも良い影響がもたらされるものであり、プロのアスリートの方も川越の矯正治療を受けることで、スポーツにおけるパフォーマンスが向上したという例は存在しています。
実際、アスリートの方はパフォーマンス向上につなげるため、川越の矯正歯科に限らずとも矯正治療を受ける人は少なくなく、その結果よい成績を残せるようになったケースは多々見られるのです。
そこで気になるのが、なぜ歯列矯正を行うことでスポーツのパフォーマンス向上につながるのかという点であり、川越の矯正歯科でもプロのアスリートに限らず、部活や趣味などでスポーツを楽しんでいらっしゃる方にその理由をきちんとお伝えしております。
確かに、一見すると歯並びと運動とでは何らつながりがないようにも思えますし、川越の矯正歯科の患者さまのその点についてにわかには信じがたいことも多々あるのですが、理論的に考えるとそれが正しいことを納得いただけます。
体のバランスが悪ければ、走る事も飛ぶ事も、ものを投げる事もままなりません。
一例を挙げればあごの位置が悪くて、頭部が前側に傾きやすい様子であった時、いつも5キロの重りが肩や腰に、過剰な負担を強いる事となりますので、肩こりや腰痛のきっかけとなります。
反対にかみ合わせがずれると、そこから負の連鎖が生じて、体のバランスを崩壊させるまでに悪影響が波及する事もあるのです。
この「あごの位置」というのは、かみ合わせだけでなく頭部を支持する上でも肝心となってきます。
アスリートは5キロの重りを背負ってスポーツしている
成人の頭は、約5キロの重さがあります。
これらの筋肉が適切な位置にあり、正常なパフォーマンスを営む事で、私たちは歩いたり座ったりする事が可能なのです。
歯並びに問題があって、佇まいだけを改善やりたいのであれば、スピード矯正と呼ばれる審美歯科治療で十分ですが、それでは、どこかに絶対といって良いほど、瑕疵が生じます。
もうひとつ、実のところに処置を施す部位に「顎骨(がっこつ)」があります。
理由を言えば歯並びは、咀嚼性能はおろか、体の性能総体にも強く関連しているからです。
これを支えているのが頭や首の周囲に分布している筋肉です。
かみ合わせが悪いと体のバランスも崩れる?
アスリートである以上、いかなる試合であっても体のバランスは「命」といえます。
特にアスリートは要注意です。
一流を目指す以上、体の動きを1ミリ刻みですり合わせしていくのはもちろんで、その基軸となる体のバランスがそもそも崩れていたとしたら話になりません。
ここでは、アスリートが現在直ちににでも矯正治療とりかかるべき3つの着目点について紹介します。
さらに、顎の位置を矯正する事で、頭部をバランス良く支え、体幹への悪影響を排除する事もできるとなります。
繰り返しになりますがアスリートは、実際直ちににでも矯正治療を受けるべきです。
「たかが歯と歯のかみ合わせが、なぜ体全てのバランスを打ち壊すのか」という質問を持たれる方もいらっしゃる事でしょう。
またこれら3つのキーポイントは、かみ合わせの良し悪しと強く関連している事も知っておきましょう。
このように、アスリートがパフォーマンスを向上させるためには、「頭の重さ」、「頭を支えている筋肉」、「顎の位置」という3つの着眼点を意識する必須があります。
口腔周囲の筋肉も頭部の支持に貢献している
実を言えば、口腔の周囲にある筋肉も、頭を保護するのに貢献しています。
言うまでもなく、体のバランスや体幹が崩れる事にもつながります。
他にも、かみ合わせというのは、100分の1ミリずれるだけで、体のバランスに悪影響が及ぶといわれています。
矯正でかみ合わせを改善する事の長所
矯正治療でかみ合わせを改善すると、真っ先に咀嚼パフォーマンスが上がります。
そこから後方にある第一頸椎、第二頸椎へとつながっていますので、この筋肉に異常が現れると、頭部の支持にも問題が生じてくるのです。
その結果、顎や口腔周囲の筋肉および顎関節に過度な負担が必要になる事がなくなり、口周囲と背骨周囲のバランスを安定させる事につながります。
アスリートにとっては、この5キロという重りが他にも深刻で、ゲーム中飛んだり跳ねたりしなければならない彼らにとっては、僧帽筋や三角筋などでいかに頭をサポートするかが生き死にに係る問題となってきます。
顎の位置が体幹に与える影響とは
矯正治療は、歯並びだけを治すわけではないのです。
そんな訳でキーポイントとなるのは「頭の重さ」と「頭を支えている筋肉」および「顎の位置」の3つです。
頭の重みが背骨のゆがめ、歩き方にもクセが生じるからです。
例を挙げると、顎二腹筋(ガクニフクキン)というのは、口を開けるときに働きする筋肉ですが、後頭骨に付着しています。
俗には上あごと下あごと呼ばれる骨で、これが前方に出過ぎていたり、後方に下がり過ぎていたりする事で、かみ合わせの異常を引き起こしている事が多々あるからです。